優待クロス取引をしたい
はじめに
これまで現物投資で優待を確保してきましたが、株を購入して保持し続けると、株価下落リスクにさらされます。 そこで、優待クロス取引を用いて、最低限のコストで優待だけを確保することを考えました。
信用取引には、以下の2つがあります。 * 一般信用取引 * 制度信用取引
ここでは、一般信用取引を用いた優待クロスについて調べていきます。
なお、制度信用取引を使用する場合は、「逆日歩」というコストが発生することに注意してください。
「逆日歩」のコストは貰える優待品の数倍以上に膨れ上がる可能性があります。そのため、制度信用取引は非推奨です。
優待クロスのメリット
- 株価下落リスクを避けられること
優待クロスのデメリット
- 信用取引口座の開設が必要であること
- 信用取引は現物取引よりリスクが高いです。これを回避するためには信用取引口座を開設しなければよいのですが、優待クロス取引は信用口座の開設が必須です
- 信用取引は信用売り買い以外のコストがかかるため、注意する必要がある
- 優待クロス取引は複雑であること
- 信用売りと現物買いを行う必要があること。優待権利日確定以降に、現物引き渡しを行う必要があること。引き渡しを忘れた場合は賃株料がその分かかり続けること
優待クロスで発生すること
一般信用取引を使ってクロス取引をおこなうと、主に以下のコストがかかります。
- 現物買いの手数料
- 信用売りの手数料
- 貸株料