2018年から2019年にわたって投資において学んだことをまとめます
はじめに
2018年から2019年にわたって投資において学んだことをまとめます。
私が大切だと思う順番に記載しました。
- 損切の大切さ
- ポジション管理の大切さ
- 市況の把握の大切さ
- 落ちてくるナイフはつかむな
- 銘柄選びの大切さ
損切の大切さ
損切を嫌う考えは痛いほどわかります。誰しも自分のミスは認めたくないものです。
しかし、どんな人間でも判断を間違う可能性があります。
損切がとても大切なことは、投資判断を間違った場合にこれ以上損失拡大を防ぐことができます。
また、損切して資金を戻すことで、別の有望な銘柄に投資する資金を用意することにつながります。
ポジション管理の大切さ
ポジション管理とは、自分の総資産の内、投資に充てるお金の割合を管理することを言います。
投資額を大きくするほど、ポジションは大きくなります。
一方、投資額を小さくすると、ポジションは小さくなります。
ポジションを大きくすれば、インカムゲイン(配当利益)やキャピタルゲイン(売買利益)を大きくできますが、その分損失リスクが多くなります。
上記の状態になると、株価の上下に一喜一憂していまい、冷静な判断力を保つことが難しいです。
冷静な判断力を保てる投資割合にしましょう。
市況の把握の大切さ
日本株に投資するのであれば、必ずアメリカの株価(ダウやS&P500)の推移は確認してください。
米国株価が上がると、日本株も上がる場合が多いです。
しかし、アメリカの株価が下がると、真っ先に日本株が売られて日本株が下落する可能性が高いです。
(それにしても日本市場はひどい扱いだ・・・)
落ちてくるナイフはつかむな
基本的に、急落中の銘柄は焦って購入してはいけません。株価下落が収まったことを確認してから購入しましょう。
上記の理由は、急落中の銘柄はさらに株価が下落する可能性が高いからです。
投資の格言では、「落ちてくるナイフはつかむな」と言われています。
落ちるナイフは床に突き刺さってから掴みましょう。(株価の下落停止の判断は非常に難しいです。株価が底になってもまた下がる可能性があるからです)
自分は落ちるナイフを掴むのが大好きで、これまで塩漬け株をたくさん作ってきました。だいたい以下のパターンです。
塩漬け株の作り方 (例)
- 急落中の銘柄を購入する (この銘柄企業価値と比べて割安だ)(PERもPBRもROAもROEも自己資本比率も配当も問題ない)
- 市況悪化で下落(企業価値は変わらないのに株価が下げている。市場の判断は誤っているな。すぐに株価は見直されると思うし、追加購入だ(根拠のない希望的観測))
- この後、業績悪化のニュースが出てさらに株価が下落 (株保有数が大きくなっているし、今売るとすごい損失になる。しばらく様子を見よう(心は穏やかではない))
- 減配の発表ででさらに株価が下落(このころになると現実に直面するのが嫌になって、株価をチェックしなくなる)
- 塩漬け株の完成である
銘柄選びの大切さ
銘柄は感覚で選んではダメです。なぜその会社に対して投資するのかを他の人に説明できるようにしてください。
なお、個別銘柄を購入する以外にも、インデックス投資をする方法もあります。インデックス投資をするのであれば、銘柄選びからは解放されます。
株購入前には以下を最低限チェックしましょう
- 現在の株価が適切か各投資指標を確認しましょう
- 決算時期を確認しましょう。決算直前に購入する場合は決算結果しだいで下落リスクがある点を理解すること
- 最近のチャートは必ず確認しましょう。チャートを見て現在の株価はどうでしょうか?
- 市況を確認しましょう。ダウや日経平均の推移や直近のダウ先物'価格や直近の日経先物価格はどうなっていますか?直近の先物価格が下落している場合は、株価下落リスクが高いと思われます。
あとがき
これまでは、バフェットのようにファンダメンタル分析をして、優良割安株を見つけることにこだわっていました。
しかし、プロではない一般の投資家が、バフェットのように割安株を見つけて投資することは至難のわざであることがわかりました。
銘柄選びは今まで通り行いますが、それよりもポジション管理を大切にしたいと思います。
将来的にはリスクをうまくコントロールしながら、長期的な視点で投資できるようになりたいと思います。