nprogramの投資日記

自分が投資で学んだことや投資の話題を報告できたらと思っております。

私の株取引失敗談1 (経営統合による株価予測が困難な状況下による株購入判断)

私がこれまで株を購入した中で、失敗した経験を報告できればと思っております。

まずは、自分の投資歴の中で、一番印象に残っている角川株購入の失敗の話です。


私が角川の株を購入したのは、2014年の秋、株価2200円くらいのときです。このときは、思い切って、大量に購入しました。

大量に購入した理由は、株主優待・配当が欲しかっただけではありません。角川株は、この前に3000円以上値を付けており、この後、株価が再び3000円台に戻れば、大きな利益が得られると考えたためです。

今振り返ると、株購入時のタイミングは、チャートは下落トレンドの真っ最中であり、この後、会社が経営統合するというイベントもあったたため、株価の値動きの予想が難しく、

非常にリスクが大きい購入タイミングであったと思います。

角川は、この年に、ドワンゴと経営統合します。

実は、購入時、角川が、ドワンゴと経営統合することを全く知りませんでした。よく企業情報を調べていなかったためです。


実際に、経営統合前後のチャートを見てください。会社経営統合後も、株価が大きく下落していることがわかります。

<角川・ドワンゴ経営統合前の角川のチャート>

f:id:nprogram:20170827232413p:plain

<角川・ドワンゴ経営統合後のKADOKAWAのチャート>

f:id:nprogram:20170827232732p:plain


私は、この株価暴落時、損切をすることができませんでした。

自分の投資判断のミスを認めたくなかったのと、また株価が戻るのではという、根拠のない楽観的な予測をしたためです。

この後、株価は2000円付近まで戻します。このとき、損切していれば、傷は浅かったのですが、損切できませんでした。

2200円まで戻したら、売ろうと考えていたためと、損失を確定することを恐れたためです。

この後、株価は下落していきます。

結局、株価の下落に耐え切れずに、2015年4月付近で、株主優待の権利を得られる100株を残して、株価1700円で損切しました。このときの、含み損は、100万円程度です。

(ここで、損切しておいて、本当に良かった。)


今でも、損切することには、大きな心理的抵抗があります。そのため、以下の投資ルールを作りました。

(1) 購入時に、株が暴落した場合、損切するのか、しないのか、あらかじめ決めておく。

(2) 損切する場合には、いくらまで下落したら、損切するのか決める。

あらかじめ、ルールを決めておければ、株暴落時にも、冷静な判断力を保ちやすいでしょう。

<得られた教訓>

  • 株主優待・配当が欲しいからと、特に企業の情報を調べもせずに、株を購入してはならない

  • 損切することは、心理的に大きな抵抗がある。よって、以下の対応策を実施する

  • 株購入前に、株購入後、大きく下落した場合、購入した株を損切するのか、しないのか。損切する場合は、どの価格まで下落したら損切するのか、購入前に決めておくこと。


上記のチャートは、以下のサイトの情報を使用させていただきました。

stocks.finance.yahoo.co.jp

株のブログランキングに参加しています。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村