nprogramの投資日記

自分が投資で学んだことや投資の話題を報告できたらと思っております。

米国株式の個別銘柄売買の事前調査まとめ

はじめに

今後の資産運用において、米国株式の個別銘柄売買を考えています。

購入対象は、「バークシャー・ハサウェイ」です。会社の名前がかっこよすぎます。

米国株式を購入する前に事前に投資方法を調査します。

米国株式投資にかかるコストを調べる

米国株式で投資する場合、日本株を投資する場合と比較して余計にコストがかかります。主に以下のコストがかかります。

[米国株式投資コスト]

  • 為替手数料
  • 米国株式売買手数料

これは、為替手数料が余計にかかります。1ドルあたりだいたい 0 - 25銭の間でかかるようです。100銭で1円となります。よって、1ドルあたりの変換コストは0% - 0.25%です。

(※東京スター銀行は為替手数料が0銭ですが、東京スター銀行の口座から証券会社の口座に送金しようとした場合、送金手数料が高いと思われます。海外銀行宛の外貨建送金手数料は1件につき6,000円と記載されていました。よって、為替手数料は証券会社の指定された額で払うほかなさそうです・・・)

CFD取引

CFD取引は実施しない予定です。発生するコスト考慮が大変だからです。現物投資のみ行います。

[コスト一覧]

  • 取引手数料
  • スプレッド
  • オーバーナイト金利
  • 配当

米国株式コストシミュレーション1 (楽天証券で取引した場合)

以下のコストで米国株株式を現物投資で100万円分購入して売却したときの手数料を計算します。

[コスト条件]

  • 為替コスト : 1ドルあたり25銭
  • 取引手数料 : 20ドル
  • 1ドル : 100円

[購入時のコスト] 為替コスト(円⇒ドル) (2500円) + 購入コスト(20ドル) = 2500 + 20 * 100 = 4500円

[売却時のコスト] 売却コスト(20ドル) + 為替コスト(ドル⇒円)(2500円) = 2500 + 20 * 100 = 4500円

[総コスト] 購入時のコスト(4500円) + 売却時のコスト(4500円) = 9000円

コストはかなり高めであることがわかりました。

米国株式コストシミュレーション2 (SBI証券 + 住信SBIネット銀行)

調査した中で最安は以下のケースです。

以下の方法で為替コストを4銭にできるようです。外貨積み立てですと、2銭になります。

  1. 住信SBIネット銀行で「日本円→米ドル」に替える
  2. SBI証券の「外貨即時入金」サービスを利用する
  3. SBI証券の外国株式取引でアメリカ株を購入する

[総コスト] 購入・売却コスト (40ドル) + 為替コスト(円⇒ドル)(200円) + 為替コスト(ドル⇒円)(400円) = 4600円

調査した中では上記が最安の投資方法ですが、それでも高いです。

国内株式コストシミュレーション (楽天証券)

私のメイン証券の1つである楽天証券は、投資コストは他証券と比較して決して安いほうではありませんが、一応シミュレーションしてみました。

上と同じ条件で楽天証券で日本株を現物投資で100万円分購入して売却したときの手数料を計算します。 2019/10/24現在では、100万円の投資手数料は535円(税込み)です。

よって、総コストは 535 * 2 = 1070円となります。

国内株式投資コストの最安は日産証券(同条件で162 * 2 = 324円)と思われます。往復分で考えると楽天証券とコスト面で3倍以上の差がついていました・・・。

楽天証券の投資コストはいつも高いと思っていましたが、気のせいではなかったようです。(´;ω;`)

取引手数料比較と日産証券の分析 - nprogramの投資日記

あとがき

米国株式の個別銘柄売買は想定していたより、コスト面で敷居が高めでした。頻繁に売買するのは難しそうです。

気を付けるべき点は、投資額が大きくなるほど、為替コストが大きくなることです。米国株式売買コストは上限があるため、最大20ドルです。一方、為替コストは上限がないため、投資額に比例して大きくなります。

現状で自分がもし米国株式の個別銘柄売買を行うとすると、SBI証券 + 住信SBIネット銀行の組み合わせで実施すると思います。

ただし、米国株式の個別銘柄売買を行う労力や売買コストを考えると、インデックス投信で米国株式に投資していたほうが無難かもしれません。(^_^;)