nprogramの投資日記

自分が投資で学んだことや投資の話題を報告できたらと思っております。

NISAの株は、権利付最終売買日の前でも、高値なら売却して、売却差益を非課税にすべき

NISAで、購入した株は、配当にかかる税金と、売却差益にかかる税金が非課税になります。

ここで、高配当株を購入した場合で、権利付最終売買日の前で、高値になった場合、売却するのと、配当をもらってから考えるのと、どちらがいいか検討してみました。

<ケース1>

・100万円でA社の株をNISA枠で購入。配当率は、3%で、3月末に、配当権利確定。

・3月末前で、現在株価120万円。

(戦略1) 売却した場合、20万円の売却差益を得る。NISAであるため、本来課税対象である20万円 × 0.20 = 4万円税金を払う必要がない。

(戦略2) 配当を取得できる権利日まで待つ。この場合は、3万円の配当金を取得できる。NISAであるため、配当金にかかる税金は、3万円×0.20 = 6000円を払う必要がない。

戦略1と戦略2を比較した場合は、戦略1の方が、確実に節税・利益を確保できる。戦略2は、株価が下落した場合に、NISA株を売却するタイミングを失う恐れがある。

<自分の実際の戦略>

・NISAで購入したJXホールディングス株を547円で売却し、売却差益取得を優先

<まとめ>

NISAの非課税を最大限利用するためには、この売却差益を非課税にする必要がある。

よって、取りうる戦略は、以下の2つ。

  • 戦略1

高配当株を購入する。ある程度の期間、保有し続けて、高値のときに売却する

  • 戦略2

バリュー株(株価が割安な株)を購入して、株価が十分上がるまでひたすらホールドする。株価が上がっても、すぐに利益確定せず、株価が十分上がったら売却する

よくNISA株で、優待株を購入する記事を見ますが、私はおすすめしません。イオン株のような優待株は、常に保有することで優待を受け続けられるので、いずれ売却すべきNISA枠で購入するのは、得策でないためです。

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