NISA枠で購入する銘柄を選択するときに、重要な観点
以下の記事でも記載しましたが、NISA株は、以下の2点のメリットを享受できます。しかし、かなり深刻なデメリットがあります。
このデメリットは、NISAで利益が出ている場合は発生しません。損失が出ている場合で、問題になります。
<メリット>
配当で得られた利益が非課税になる
売却差益 (売った価格 - 買った価格)で得られた利益が非課税になる
<デメリット>
- 株価が下がったので、NISA株を売却したことによって、損失が発生したとしても、他の取引と損益通算できない
つまり、NISAの取引きで損失が発生した場合は、所得の黒字(利益)と赤字(損失額)を相殺することができません。
納税に関しては、私は、あまり詳しくないため、情報を集めていつか記事にしたいと思います。
上記のデメリットがあることから、NISAの株の銘柄選択は、非常に難しくなります。
NISA枠で購入する株の銘柄の最低条件は、私は、パターン①とパターン②があると考えます。
パターン①の場合は、2つ条件があります。こちらは、リスクを抑えて、リターンを得る戦略です。
<パターン1>
(1) 5年以内に、現在の株価より、上がる可能性のある株
(2) 高配当株
パターン②の場合は、1つのみの条件です。こちらは、リスクをとって、大きなリターンを狙う戦略です。
<パターン2>
(1) 株価が数倍になる可能性がある株
なお、どちらの戦略にも言えるのですが、いつ、どの株をNISA枠で購入したかは、必ず記録しておいたほうがいいでしょう。
いつまでに、売却すべきなのか、戦略を立てにくくなります。
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